糖尿病は“こわい病気”と思われがちですが、
実は 自分の生活を少し整えるだけで、しっかりコントロールできる病気 です。
ここでは、理学療法士・健康運動指導士の立場から、
できるだけやさしい言葉で
「予防」「なってから」「悪化予防」で大切なことを整理しました。
すぐに実践できる内容ばかりなので、ぜひ読み進めてみてください。
糖尿病を予防するために必要なのは、
“ハードな運動”でも“完全な食事制限”でもありません。
アメリカで行われた有名な研究(DPP研究)では、
体重を5〜7%減らす
週150分の軽い運動(速歩など)をする
これだけで、糖尿病の発症が 58%も減った と報告されています。
🔍 研究の要約(米国NIH公式)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11832527/
つまり、
「ちょっと体重を落として」「週に数回歩く」
これだけで予防できるチャンスは大きく広がります。
速歩きで10〜30分散歩
自転車こぎ
スクワット10回、つま先立ち20回
夕食後のちょこっと散歩
大事なのは “無理なく続くこと”。
疲れていれば5分の散歩だけでもOKです。
糖尿病と診断されると「運動してください」と言われますよね。
実はこれ、気休めではなく 医学的にはっきり効果が証明されている行動 なんです。
アメリカ糖尿病協会(ADA)がまとめた研究では、
運動をすると…
血糖が下がりやすくなる
その効果が1〜2日続く
筋肉が糖を使いやすい体に変えてくれる
こんな良いことがあると紹介されています。
🔍 ADAの総説(無料全文)
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC2992225/
週150分が目安(1日30分 × 週5回)
できるだけ「2日連続で運動ゼロ」を作らないのがコツ
週2〜3回
重くしなくてもOK
スクワットやゴムバンドでの運動など、やさしい負荷で十分
太もも・ふくらはぎ・足首を中心に
歩きやすくなり、足のケガ予防にも役立ちます
糖尿病は時間がたつと、
足・目・腎臓・心臓 などに負担がかかることがあります。
そのため、運動するときには
自分の体の状態に合わせたちょっとした工夫が必要です。
根拠となるガイドラインはこちら:
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC2992225/
足の裏の感覚が鈍くなると、
ケガに気づきにくくなる場合があります。
避けたい運動
ジョギング
ジャンプなど強い衝撃のある動き
おすすめの運動
自転車こぎ
水中ウォーキング
ゆっくりとした散歩
息を止めて力む筋トレ(いきみ)
重すぎる負荷
頭を下げる姿勢
これらは避けたほうが安心です。
無理に強度を上げない
しっかり準備運動をする
胸の違和感・息切れがあれば中止
“がんばりすぎない”がキーワードです。
運動前に 30秒だけ、次を確認してみてください。
体調はいい?(熱がある日は休む)
低血糖の心配はない?
足に傷はない?
血圧は高すぎない?
これは ADA が推奨している安全対策と同じです。
引用:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC2992225/
糖尿病のセルフケアは、
運動 × 食事 × 睡眠 × ストレス の4つが揃うと最強になります。
たとえば、長期的な生活改善を調べた研究(Look AHEAD)では、
体重減少
体力アップ
睡眠の質が向上
生活の質(QOL)が上がった
など、多くの良い変化が確認されています。
🔍 Look AHEAD(無料全文)
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3516025/
ポイントは、とてもシンプル。
完璧をめざさない
がんばりすぎない
小さな習慣を続ける
これだけで、体は確実に変わっていきます。
今日の5分散歩、スクワット10回、ストレッチ1分…。
小さな積み重ねが、未来の健康を守ってくれます。
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生活の中で無理なく取り入れたい方は、
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何をすればいいか分からない」
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